ホウレンソウの珍しい話・・・その6
ルイ十八世はホウレンソウが大好きだったが、通風をわずらい、医師に食べることを禁じられ、こう嘆いたといいます。
「何だと!フランス国王の朕が、ホウレンソウを食べられないとは!」
ホウレンソウの葉はカルシウムと鉄をかなり含んでおり、鉄の含有量は生の葉百グラムにつき五ミリグラムほどもあります。
こうしたことから、ポパイの"強壮野菜"ともなったのでしょう。
窒素化合物(蛋白質)と炭水化物も比較的多いため、栄養価のもっとも高い葉菜と言えます。
ビタミンAやビタミンC、Kなども無視できないほどの量を含んでいます。
さらに抗貧血作用(造血作用)をもつ葉酸も含んでいるが、これはホウレンソウの葉からはじめて分離されたものです。
葉緑素も豊富で、その抽出原料ともなります。
しかし、葉に蔭酸が含まれているため、腎臓や泌尿器に疾患をもつ者はふつう食べてはいけないとされます。
メリットデメリットそれぞれありますが、何を食べるにしても体にあったものを摂取することが大切ですよね。